秋間よもやま話

長い歴史を持つ秋間梅林を彩る様々な名物とお店。
古くからの秋間梅林を知る人々が教えてくれるとっておきのお話です。

秋間梅林梅農家の武井良平

下駄箱に靴がずーっと玄関のほうまで並んで。

秋間梅林に暮らす農家たちは、全国に出荷する梅を毎年栽培しながら、花の咲く季節に訪れる観光客をもてなしてきました。ここが観光地として最も盛り上がった昭和後期には、座って昼食をとる時間すら確保できないほど人が溢れかえっていたのだそうです。
秋間梅林梅農家 高橋みはたさん

みはたおばあちゃんと、梅づくり。

「私は孤独と闘いながら、梅の剪定に励んでいる。何のため?お金のため?健康のため?先祖から引き継いだ土地を守るため?」 「花が咲くころ、観梅のお客さんに美しい花を見てもらいたいから。そして、できれば誰かに梅林を引き渡したいから。そう強く願っている。」