協力隊通信~Vol.8「梅染め体験」
地域おこし協力隊の田村です。
今回は梅染め体験をしたときの様子を紹介していきます。
梅染めの先生を務めてくださったのは梅林協会の青葉さんです。
梅染めの元になる梅の木を剪定するところから始まります。
紅梅の木を煮出すことにより、染め物として使える色が出るそうです。
切った木をそのまま煮出すのではなく、チッパーと呼ばれる写真の機械でチップにしてから煮出します。
これで梅染めをするための準備は完了です。
いよいよ梅染め体験のスタートです!
見本の作品を見ながら、手拭いを染めていきます。
梅染めの最も重要なポイントは模様付けです。
ですが、それに正解はないそうです!
完成形をイメージしながら柄や模様を付けていきます。
青葉さんいわく、イメージ通りにできることはほとんどない、その時に偶然できた模様を楽しむのが醍醐味だ、とのことでした。
なのであまり考えず、輪ゴムやビー玉などを使い模様を付けていきました。
ビー玉や輪ゴムなどで固定した部分は染まらないそうなので、中途半端に色が染み込まないようにしっかりと固定しました。
私は、手拭いのほかにロンTも持参したので、正直どんな模様が出来上がるかドキドキでした(笑)
これを、梅の木から煮出した液に浸けていきます。
20分煮込んで、その後媒染液に20分漬けこみ、そこからさらに20分煮込んでいきます。
だいたい1時間くらいで染め終わるって感じですね!
そして完成した手拭いがこちら!!
3人とも全く違う模様の手拭いが完成しました。
自分のは少し模様が薄かった気がします。
そして・・・!ロンTがこれです!
真っ白なロンTが見事に染まってくれました。
良い感じの柄になったので安心しました♪
これを着て出掛けたいと思います!
梅は食べるもの。というイメージが強かったのですが、今回梅染め体験をして、梅の木には無駄になる部分が少ないことがわかりました。切った木を薪ストーブに使う方も多いらしく、梅の活用法は無限大だなと感じました。