協力隊通信~Vol.20「地域のどんど焼き参加」

2022-01-24
お知らせ

地域おこし協力隊の田村です。

今回紹介する内容は、私たちが住んでいる松井田町の地区で行われた「どんど焼き」についてです。

「どんど焼き」「どんどん焼き」「左義長」「道祖神祭」「鬼火たき」など、地域によって呼び方が違うようです。

私が、沼田市に住んでいた頃は「どんどん焼き」と呼んでいました。

大人が小銭を投げ入れてくれて、完全に鎮火した後にスコップを持ってきて探したのは良い思い出です。

さて、松井田町坂本地区のどんど焼きですが、なんと燃やす日に櫓を作るのです・・・。

燃やす1週間くらい前に建てるものだと思っていたので、少し驚きました!

集合が朝の9時、そこから作り始めて12時には点火します。

我々も竹を運んだり切ったりするのをお手伝いしました。

地区の方達の指導のもと、組んでいきます。

竹の葉を切り落とすの結構難しかったです・・・。

切った竹の葉などを櫓に差し込んでいきます。

ものの1時間足らずで形になってきました。

そうこうしているうちに点火の時間になりました。

なんと我々も火付け役をさせていただけることになりました!

みんなで一斉に火をつけていきます。

ここまで建てるのに時間が掛かったのに、火をつけたらあっという間に燃え尽きてしまいます。

燃えるのを見ているとなんだか落ち着くのはなぜでしょうか・・・?

調べてみたら、火を見ると落ち着いたり癒されたりするメカニズムが人に備わっているそうです。

科学的根拠はわかりませんが、少なくとも私はそう感じています。

点火して数分後、地区の方々が繭玉だんごを枝に刺して持ってきました。

どんど焼きの残り火でこの餅を焼き、食べることで1年の無病息災を願います。

みんなで繭玉だんごを焼いています。

櫓が燃えてこのような状態になってもまだまだ熱く、だんごが十分に焼けます。

私の地元では餅は焼かず、するめを焼いている人が多かった記憶があります。

全ての工程が終了し、後片付けまで手伝わせていただきました。

ほとんど灰になりましたが、これを残して帰ってしまうと思わぬ火事のもとになってしまうので最後まで監視します。

最後に、深く穴を掘り灰をしっかり埋めて終了です。

 

今回、初めて地区の行事に参加させていただきました。近所の方ともお話しすることもでき、親交を深める良い機会でした。

この記事をシェアする