協力隊通信~Vol.40「剪定の日々」
地域おこし協力隊の田村です!
あっという間に11月も過ぎようとしていますね…。
梅林で働いていると、季節の移ろいを実感できます。
葉が付いて青々として、いつの間にか落葉して、そして花芽が付いて実が成る。
その繰り返しになるけど、梅は毎年実を付けてくれます。
農家さんに教えていただいた、夏剪定と冬剪定。
夏の剪定では腕より細い枝を中心に切っていきます。夏に太いのを切ってしまうと冬の厳しい寒さを乗り越えるためのパワーが無くなってしまうそうです。
逆に冬の剪定では、梅の木が休眠期に入るため太い枝を切ることができます。
今は冬の剪定真っ只中です。
私たちが管理している畑は数年手が入っていなかった所も多いので、複雑に枝が交差してしまっている木や、太い枝が上の方で伸びてしまっている木もあります。
それらをのこぎりや電動の枝切りバサミ、チェーンソーなどを使って剪定していきます。
のこぎりでギーコギーコと切るのはなかなか骨が折れます…!
実は、着任早々の昨年11月ごろにも冬の剪定はしていたのですが、当時は講習の先生が言っていることがちんぷんかんぷんで混乱していました笑
しかし、実際に剪定をしていくなかで「あ!これはあの時の講習で言ってたやつか!」という気付きがあったのを覚えています。
「梅は迷ったら切れ」とよく言われますがその通りで、結構強めに剪定しても翌年には枝が伸びてくるのです。
私が初めて担当した梅の木があります。当時はよくわからず、ええい!切っちゃえ!!くらいの気持ちでガシガシ剪定しました。
それでも今年、たくさんの枝が出てきています。
現在、私たちが管理している畑は9箇所あります。
冬の剪定がまだ終わっていない畑がほとんどなので引き続き作業を頑張ります。
ここで、畑で出会った生き物を紹介します笑
カニ
カエル
また、何かに出会ったら紹介しますね!